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Bar営業出来ず・・・。

こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです!アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本についてもお届けしているブログです。

 

今回はまたコロナ関連ニュースです。

 

6月26日(金)の午後、フロリダ州全域に対するアナウンスがありました。これはアルコール飲料を販売するバーやレストランに向けたもので、内容は以下のものでした。

「アルコール販売による売上げが50%以上を占める店舗の場合、そのお店内での客によるアルコール飲料摂取を認めない。」というものでした。(ソフトドリンクや食べ物は提供しても大丈夫です。)

 

しかしこれはもう言い換えると「バーを閉めろ」という事ですよね。

わざわざバーでソフトドリンクを飲むのも変ですし、お店側としてもそれでは商売になりません。なんせメインはお酒なのですから、それを販売出来ないとなれば商売あがったりです。

 

しかし、これは明らかにおかしい判断だと個人的には感じています。

 

例えばの話、お客さんが10人程しか入れないカウンターのみの小さなバーがあったとします。販売しているのは当然ながらお酒がメイン。食事はおつまみ程度しかありません。このお店にお客さんが1人だけ入ってきたとします。でもお酒を売ってはいけないのです。この状況でどこに感染リスクがありますか?無いとは言い切れませんがその確率は高くはありません。しかも基本的に21歳以上という限られた人しか訪れない場所です。

 

しかし、ウォールマートやターゲットなどの年齢問わず沢山の人が入れるスーパーマーケット、普通にビールを提供しているけれどアルコールの売上げは50%未満の超満員レストランなどは営業して良いのです。どう考えても矛盾しまくりですよね?

 

ある特定の分野にだけ辛いことを押し付けるというのは正当性に欠けます。私はバーを経営しているわけではないので直接的ダメージはありませんが、知人の中にはバーの経営者や従業員もいますし、彼らの事を考えると本当に気の毒でなりません。

 

もう少しちゃんとした判断が出来て正義心のある者が州知事や政治に関わってもらいたいと思うばかりです。

 

最後に1つだけツッコミを入れておきますと、今回はテキサスやフロリダなど、トランプ(共和党)支持基盤の州が主にクラスター発生していますね!

以上です。