· 

ムーンショット計画

こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです!アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本についてもお届けしているブログです。

 

今回は「ムーンショット計画」について簡単に書いてみます。

 

その前に、皆さんはこのムーンショット計画ってご存知でしたか?ちなみに日本の話です。

月を撃つ!というわけではありませんが、これ結構ぶっ飛んだ計画なんです。

とはいえ都市伝説的なものではなく、内閣府が正式に進めている計画なので日本人なら知っておいた方が良いのかな・・・という事で今回取り上げてみました。

 

内閣府のこの計画についてはURLを貼っておきますので詳細はこちらでご確認ください。
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

 

さて、リンクを見られていない方のために簡単に説明します。

この計画は何を目指しているかと言いますと、「人間を超越した世界」と言うべきかな?と思います。

計画の目標で第一番目に掲げられているのが次の文言です。

2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

 

SFやアニメの世界で描かれている事をやってしまおうという事ですね。

そして最近の研究・実験では人間の記憶だけでなく性格までも脳があればコピー出来る段階まで来ているみたいなんですね。それをクラウド上にアップすれば機械の身体にそれをインストールして沢山の自分を作ることも可能なのだとか。

 

既にコンピューターに疎い人には訳が分からない話になっていると思いますが、2050年なんてあと30年後の話です。普通に元気であれば自分もまだ生きている内の話ですし、これからどんな世界がやってくるのか・・・個人的には楽しみというより勘弁してくれという気持ちの方が強いですが。。。

 

身体が要らないとなると脳だけでコンピューターの中で永遠に生き続ける事が可能となります。

そうすると見た目はもう関係なく、人種も何もありません。みんな自分の好きなキャラ(アバター)を作ってそこに自分をインストールします。「人間とは?」という部分から根本的に変わってしまいますし、努力も何も要りません。

 

個人的にはもう今以上のテクノロジーは必要無いと思っていますが、今の自分がもし90歳くらいの老人であったなら、その考えもまた違ったものになっているかもしれません。テクノロジーのおかげで肉体は滅びても子供や孫と一緒にいたいと思うかもしれないですし、単純に老いに抗いたい気持ちになるかもしれません。また、交通事故や病気などで体が動かない状態の人やその家族なんかからしても色んな意見はあるでしょう。

本当にどんな未来になって行くのでしょうね。。。