こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。
今回は結構熱いニュース「ヒューストンの中国総領事館閉鎖?」についてです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c6e394fa61478921a651d319c755cf9f8ebdeeb?page=1
突然この話が出てきましたので結構驚いています。
領事館内の色んな紙の資料が燃やされたり、消防隊員が中に入れなかったりと、かなり強い権力による行動のようですね。
実は私はオーランドに来る前はヒューストンに1年ちょっと住んでいました。
その頃に仕事で中国人が多く住む地域にも行くことがありましたが、この「領事館」というのは彼らのコミュニティにとっては本当に中心的存在なのだと知ったのもこの頃でした。
日本人は領事館なんてほとんど無縁です。何かのイベントで領事と話す機会があったりした事はありますが、特に触れ合う事なんてありません。海外に住んでいる日本人で領事館の人と付き合いがあるのは少ない印象です。
しかし中国人のコミュニティは違います。
領事館をトップに、その周りに経済界の重鎮、その周りに個人商店の店主、という形で驚くほど皆が繋がっているのです。
私はたまたま好きで通っていた中国人の経営する骨董品屋でそこの店主からその話を聞きました。私がその骨董品屋に行くとたいてい誰か店主の知人の方がお茶を飲みながら話しているのです。商品を買うとかではなく世間話的な緩やかな雰囲気です。
わたしは店主とも奥様の方とも仲良くしていたので、「あの人は領事館の人だよ」とか、「あの人は銀行の人だよ」などと言って紹介されることも多かったのです。
その頃はサラリーマンでしたし特に仕事で一緒という事はありませんでしたが、本当に彼らはユダヤ人と似ていて、横のつながりだけでビジネスを回しているんだな・・・と感じました。
まぁ中にはスパイ活動をしている人もいたのかもしれませんが、それはアメリカもやっている事ですし、むしろしてない国の方がおかしいわけですから。。。
今回アメリカがそのヒューストンの領事館を本当に閉鎖するとしたなら結構大きな問題になるのではないかと思います。
混沌とした世の中で嫌ですね。明るく楽しい世の中になってほしいと切に願います。
写真はヒューストンの高速道路とダウンタウンにある高層ビルです!