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Apple & Googleに戦いを挑む会社

こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。

 

今夏はアメリカのゲーム開発会社「エピック社」の戦いを取り上げてみます。

 

エピック社は「フォートナイト」というゲームで有名なのですが、皆さんご存知ですか?アメリカでは子供のおもちゃ売り場に行けば必ずキャラクター物が販売されています。それくらい人気だという事ですね。

 

エピック社はApple、Googleのそれぞれのアプリストアからこのゲームのアプリ販売を行っているわけですが、そこでの「手数料」があまりに高額な為、今回の訴訟に至ったわけです。

 

AppleもGoogleもそれぞれ30%ほどの手数料を開発元から徴収しているわけです。

しかし、実際にはこれらのアプリストアを使わないと販売出来ないわけですから、開発側にはチョイスが無いわけです。なんせアプリの販売は実質この2社が握っているわけですから・・・。

 

詳細はこちら。

https://news.livedoor.com/article/detail/18732121/

 

しかしここへ来てエピック社がこの巨大2頭に対して「訴訟という戦い」を挑みました。これは今後の全人類に関係するものだと私は思っています。

 

大袈裟だと思う人も中にはいるでしょうが、例えば既存のブラウザでも考えてみてください。主にGoogleのクロム、Appleのサファリ、Microsoftのエッジではありませんか?

 

検索ならもう圧倒的にGoogleですし、音楽配信なんかもAppleとGoogle。

デリバリーは主にAmazonの1人勝ち。SNSならFacebookがInstagramと共に独占。

 

こんな世の中では彼らがサービスの値段を吊り上げたりしたらどうなりますか?

我々一般人が仕事をして稼いだ給料など全て吸い上げられてしまう事でしょう。

 

つまり、今回の訴訟はこういった独占企業に対する庶民を代表する戦いなのです。

 

それを裏付ける様に、Amazon, Apple, Google, Microsoft、この4社を合わせた株の時価総額は、なんと日本の全上場企業を足した時価総額よりも上なんですよ。

 

どれだけ凄まじいか分かりますか?

これにFacebookが足されたら更に差が開くわけです。

 

エピック社のこの勇気ある行動に敬意を表します。

公正な判断がなされる事を願うばかりです。