こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。
今回は米国内での移住先でフロリダ州が人気!という事でお伝えしたいと思います。
フロリダ州のロン・デサンティス知事は9月末、経済再始動の「フェーズ3」開始を宣言しました。州内のレストランやその他の企業の営業規制を撤廃したのです。無制限の平常状態への復帰であり、「フロリダはコロナ危機からいち早く脱出するだろう」という、不動産業界の専門家たちによる以前の予測に沿うものとなりました。
「サンシャイン・ステート」と呼ばれるフロリダ州への移住は、パンデミックが全米を襲った2月と3月の以前から進行していました。新型コロナウイルスによる健康危機と金融危機による移住熱の高まりは、フロリダ州に利益をもたらす可能性があります。
州の所得税がなく、人口密度が低く、開放的な空間が多いフロリダ州であれば、ウイルスから逃れようと移り住む人々は、いろいろな意味で余裕をもって生活できるだろうと期待している・・・との事です。
「フロリダ州は、ラテンアメリカ(とくにメキシコ)からの新規移住者に人気が高いだけでなく、米国の北西部や中西部、大西洋に面した中部諸州からの移住者も惹きつけている。なかでも注目すべきは、長年ビッグ・アップル(ニューヨーク市)に住んでいた人々が、「ビッグ・オレンジ」に大挙して引っ越してきていることだ。」と不動産業のジェフリーさんは語ります。
「ニューヨーカーたちは昔から、休暇滞在先の筆頭にフロリダを選んできたが、今では恒久的な移住先として検討している。あるリポートによると、州外への移住を望むニューヨーカーに一番人気の都市はフロリダ州マイアミで、同州のタンパとオーランドも上位に食い込んでいる。」との事。
リモートワークの普及により、物価が高く、寒い気候の大都市に住みつづける理由がなくなった今、広々とした庭、ビーチへの近さ、暖かい日光はそれだけで大きな魅力なのでしょうね。
確かにここ数年、オーランドでも新規のコンドやハイウェイ等が建築ラッシュの状態です。
建築業の方とも以前に少し話したことがあるのですが、人手不足なくらい忙しいとか!
しかし、元々住んでいる人たちからしたらこれってどうなのでしょう?
以前は空き地だったところにズラリとタウンハウスが建ち並んでいく光景を私自身も何度も見ています。森の木が倒され、鹿たちはどうなったのだろう?と子供達ですら心配するほどです。治安だって流入者が増えれば多くの場合は悪くなりますし。
個人的には特に自然を守る意味でも新規開発はあまりすべきでないと希望しています。
それよりも空き家だって幾つかあるわけですし、森ではなく、ただ放置しているだけの雑草だらけの場所を更地にして家を建てるとか、出来る限りそういう事を考えて実行してもらえればと思います。
オーランドから528に乗ってココ・ビーチに向かう途中なんかも今凄く開発が進んでいますが、どうせお決まりのディベロッパーで同じ家が並び、街にはウォールマートやターゲット、スターバックスが来るのです。くだらないですよね。単なる金持ちの自己満足に過ぎません。
ウィルスよりも何よりも、規制すべきは超富裕層の支配欲ではないでしょうか?
アメリカは結局いつ如何なる時もここに行き着く国なのです。残念ですね。