こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。
今回はちょっと経済について触れてみたいと思います。
インターネットでたまたま「Yahoo Japan」を訪れていた時に見つけたニュースにこんなタイトルのものがありましたのでご紹介致します。
これ、記事内を読んで頂ければすぐ分かるのですが、この数字はあくまでも「前期比」です。つまりコロナの影響をモロに受けた4~6月期に比べてGDPが33.1%伸びた・・・という事です。先行きには不透明感・・・と書いてはいるものの、おかしな印象を与えますね。東スポの見出しのようです。
ここ数日、NYダウは大幅な下落をしました。
本日も今のところ大きな価格の戻しもありません。
しかもヨーロッパの幾つかの地域ではコロナによる再ロックダウンが起きており、経済だけではなく治安にも大きな懸念が生じている状況です。
更に、これは名指しで言いますが「トルコ」は外貨準備金の残高が大きく目減りし、このまま行けばデフォルトになってしまいそうな勢いです。
しかもトルコはEU加盟国ではありませんし、誰が救うというのでしょうか?
とはいえヨーロッパの多くの国ではトルコ国債やCDSなんかも大量に保有しており、トルコがもし破綻すればその飛び火は世界に瞬く間に広がってしまいます。
今の世界経済はもう本当にいつ崩壊してもおかしくないほど様々な金融商品により借金が膨らみまくっています。そこにコロナによる経済ダメージ、それに伴う各国政府のバラマキ政策、それが原因でまた借金が膨れ上がるという負のスパイラル。
ほとんど過去に例が無いほどの悪循環を起こしています。
ただし、似た様な事が過去に一度ありました。それが世界大恐慌です。
この時も政府はお金をばら撒き国民や企業を支援しました。しかし、ある時を境にこの支援を止めてしまいます。そして世界はどん底の不況に陥りました。
政府の支援を止める様に仕向けたのはロックフェラーでした。なぜなら彼には手に入れたい企業があったからです。大不況に陥りほとんどの企業の株価は大暴落。超破格値でロックフェラーは多くの企業を買収しました。
さて、来年のダボス会議の議題は「グレートリセット」。
どういう事になるのかは分かりませんが、大きな事が起こる事は間違いないでしょう。
そういった問題から目を逸らし、景気が悪いのに「良い」という時は本当に要注意です。株価が暴落する前はいつもマスコミがこういう嘘情報を流します。
踊らされずに真実を見る習慣を身に付けましょう!